Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

単著の冒頭章を書き始める

午前中は明後日の科研研究会の報告原稿の手直し、打ち出し、コピー作業など。

午後からここ数ヶ月の懸案だった単著の冒頭章を書き始める。単著を構成する個々の論文は十分な量があるのだが、それぞれが異なる機会に応じて書かれたものであるために、そのまま並べるだけでは章と章との間につながりがほとんどなく、一貫したテーマにもとづく一冊の本とは言い難い代物になってしまう。何とかその一貫したテーマを冒頭章で明確に描き出したいと思いつつも、考えがまとまらずにいた。

フランス革命に焦点を絞ると、フランス革命以前(政界進出以前の初期バーク)を扱った論文が浮いてしまうし、時系列的に並べると、バークとマルサスの比較を行ったメインとなるべき章が本の最後ではなく真ん中あたりに位置してしまう。これでは尻すぼみになる。本当に悩んでいた。最初の一、二行が書けなかった。

しかし、宇野重規さんの論文「保守主義」を読んで、大いに啓発され、ようやく僕の心に一筋の光明が射してきた。今日だけで2ページほど書き進められた。これは小さな(しかし意味ある)一歩だ。

ダンベル2セット、腹筋3セット。睡眠導入CDはこれ。

Bananas

Bananas