Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

単著の冒頭序説を書き上げる

今日の校舎改築工事


終日、研究室にこもって、単著の原稿をひたすら書く。脳みそ、フル回転。これ以上の集中は無理と思えるレベルまで集中する。冒頭序説の初稿を何とか完成させ、出版社の編集担当者Gさんにメールで送る。いちばん最初の企画書と比べると、章構成が大きく入れ替わり、しかも新しい章が2つ加わった。果たしてGさんはどのようなコメントを下さるだろうか?

この序説にゴーサインをいただければ、今後は各章の文体を統一したり重複部分を削除するなどの機械的作業が中心となっていく。これなら細切れの時間でも作業を進められる。今日みたいな集中力を要する作業はそう何日も続けられるものではない。エネルギーの消耗が尋常でないから。わずか一万字ほどの序説であるが、過去十数年間、異なる機会に異なる目的で執筆・発表してきた十数編の論文に対して、主題や分析視角の一貫性・統一性を付与しようとするわけだから、そんなにたやすく書き進められるわけがない。

同時代人ではない二人の思想家。風刺文学&共和主義&救貧問題&経済学方法論etc. どないやってまとめれっちゅうねん・・・。ほんまにほんまに苦労した。しかし、今日をもって最大の難所を通過できたことだけは間違いない。

長時間のデスクワークで肉体的にも精神的にも疲労は甚大。帰宅後、癒しを求めて銭湯(山水温泉)へ。

坂本達哉『ヒュームの文明社会―勤労・知識・自由』を読む。ダンベル2セット。睡眠導入BGMはこれ。

インヴィジブル・タッチ(紙ジャケット仕様)

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