Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

いよいよ最後の章

日曜日だが、休日を返上して大学へ。単著の執筆を再開させる。いよいよ最後の章である第三章の執筆に着手する。

何しろ16年前に書いたデビュー論文の改訂である。色々な思い出が脳裏をよぎるが、感慨に耽っている余裕はない。何しろ時間がないのだから。とりあえず、「はじめに+六つの節+結びにかえて」という章構成にすることを暫定的に決めて、「はじめに」「第一節」「第二節」を書き上げる。今日一日だけで約一万字書いた。絶好調と言えないまでも、まずまず悪くないペースだろう。必死である。

バークとロックとボリングブルックの三者関係について論じなければならないので、参考文献として、エジンバラ大学留学時の指導教員ディキンスン先生が31歳の時(1970年)に出された最初の本Bolingbrokeを十数年ぶりに読み直す。僕より若いディキンスン先生なんて想像もできないが、若い頃から本当に素晴らしい研究をされている。38年の歳月を経ても、その内容はほとんど色あせていない。やっぱり、いい本は何度読んでもいい本だ。

明日からの二週間は出張が集中している。今週の木曜と金曜は岡山だ。水曜日は発表準備に充てたいから、明日・明後日の二日間で第三章をおおよそ書き上げたい。しんどいけど、まさに今こそが踏ん張りどき。

来年度経済学史学会全国大会での報告希望が受理(仮)された模様。せっかく単著を執筆しているので、僕のこれまでの思想史研究を総括するような報告にするつもりだ。報告タイトル(仮)は、そのものズバリで、「エドマンド・バークポリティカル・エコノミー」とする。ビジネス・エシックス論文についても、編者のSさんから好意的なコメントを頂戴して一安心する。

腹筋3セット。BGMはこれ。

TERROR~剥離~

TERROR~剥離~