Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

LOUDNESS OFFICIAL BOOTLEG

首を長くして待っていたラウドネスのオフィシャル・ブートレッグ(市販されておらずファンクラブへの直接注文のみ)がようやく届いた。今年4月の「METAL MAD」ツアーの模様を収録したもの。大阪公演には僕も見に行った*1。「自分も映っているかも」などと下心まる出しで食い入るように見てしまったが、残念ながら、東京公演の映像が主で、少しだけ収録されている大阪公演の映像に僕の姿は見当たらなかった。カメラに収まるには端っこすぎたみたい。でも、そんなことはどうでもいい。癌で闘病中のメンバー樋口宗孝の回復を祈るメンバーとファンの思いが溢れんばかりにつまったDVDだ。エンディングは「樋口さん、頑張って」「必ず帰ってきて下さい」「次は武道館ですよ」というファンの激励の声、声、声。涙が出てきそうだ。

菅沼はものすごく巧いのだが、やはり合う曲と合わない曲がある。「S.D.I」みたいなもともとせわしない曲には菅沼のドラムはぴったりはまる。逆に、「END OF EARTH」のようなグルーヴ感重視の曲だと、樋口とグルーヴ感がまるで違うものだから、かなり違和感を覚える。別の曲みたいに聞こえる。やはり僕にとって樋口は唯一無二の存在。元KENSO村石雅行と並ぶ、日本人でいちばん好きなドラマーの一人だ。しかし、菅沼には感謝の気持ちでいっぱいだ。彼がいなければ、今回のツアーはキャンセルになっていた。プロ中のプロ。たった4回のリハーサルで本番を迎えても、圧倒的なプレーを披露してくれた。

腹筋3セット。