朝から13時半まで某極秘業務のため会議室に缶詰状態。
4・5限「6期(4回生)ゼミ」。今日から卒論中間報告が始まる。本来は5限だけなのだが、週1コマではまったく時間が足りないので、4限をヴォランタリーなサブゼミとして、2限連続でゼミを行う。K村さんとN嶋さんがトップバッターとして報告する。今採点すれば、どちらも45点といったところ。合格点にはまだまだ遠い。他のゼミ生は「自分の卒論はもっとダメ・・・」と顔を曇らせたが、1月10日の卒論報告会まで3か月以上あるので、諦めずに頑張って欲しい。
ゼミというのは本当に不思議な授業形態で、同じメンバーで2年以上も議論を続けていると、基本的なものの考え方が自然と互いに似てくるみたいだ。6期生の場合、3回生の初めに読んだ齋藤孝『スラムダンクな友情論 (文春文庫)』が決定的に重要な影響を与えたテキストだったようで、17人のうち5、6人がこのテキストにもとづきながらアイデンティティを主題とする卒論を書こうとしている。今日の2本もそうだった。
出発点は自分。大いに結構。しかし、単なる自分語りでは論文にならない。自分を語りながら普遍的な何かを語れるかどうかが、論文としての成否を左右する。
夕食は7期生K崎さん&S口君と一緒にK−8にて。明後日の報告の打ち合わせを兼ねて。明後日の昼休みに入ゼミ申込(1次)が締め切られ、その直後の3限に7期ゼミがあるわけだが、果たして何人が見学に訪れてくれるか?
帰宅後、姜尚中『在日』を読み始める。
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