Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

充実の証し

午前中、単著「あとがき」の執筆。ほぼ書き終え、推敲の段階。

3限前半は新ゼミ生に決まったF野君との面談。「ゼミ生心得」をレクチャー。何事も最初が肝心。3限後半は6期生N野さんとの面談。卒論草稿に対するコメント。

4・5限、6期ゼミ。卒論中間報告2本。今日で4名が中間報告を終えた。6期生17名全員が中間報告を終えた時には、12月半ばになっている。残された時間はもう多くない。さびしいね。

授業を終え、研究室に戻ってからは、明後日の報告の内容がまとまらない7期生みなこさん&でこにゃんの相談相手になる。K−8にて延長戦。前回報告者S口君も途中合流。最近、しばしば思う。「こいつら(7期生)、実は、すごいのかもしれん」と。*1魅力的な発表へと仕上げるための情熱は、歴代nakcazawaゼミ生で最高かもしれない(経済学の「け」の字も出てこないのはご愛敬)。「俺(私)、頑張ってますよ」とアピらない奥ゆかしさが、なおさら良い。現状に満足したら終わりだし。彼らは自然体が情熱的で真剣なのだ。自然体だから肩に力が入る過ぎることもない。クールでありながらホットなのだ。もはや僕としては何かを「教えている」という感覚ではない。一つの作品を「一緒に作っている」という(劇団時代の)感覚に近い。僕はただの一パート(脚本家・演出家)にすぎず、役者の溢れんばかりのエネルギーにひたすら圧倒され吸い寄せられている。

あっと言う間に一日が終わってしまったよ。これは充実の証しなのだろうな。

腹筋2セット。ちょっとやり方を変えてみたら、思いきりしんどくなった。どうせやるなら、楽しちゃいかんな。

*1:齋藤孝『コミュニケーション力』をテキストに用いた最近2回の報告はどちらも素晴らしく魅力的な内容だった。