Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

単著の校正作業に取りかかる

単著初校ゲラ


午前中は昨日と同様に学会部会幹事の雑務でつぶれる。往復はがき240枚に宛名シールを貼り投函する。*1単純で退屈な作業だが、印刷作業と違って研究室でできるのが救い。BGMを流せるからね。これをBGMにして作業した。

自己ベスト

自己ベスト

出欠ハガキが返送され、予定出席者数(≒用意すべきレジュメの数)を報告予定者に伝えれば、本番前にやっておくべき仕事は終わり・・・のはず。

気がつけば正午過ぎ。昼食を食べて、キャリアセンター主事会と教授会とを梯子した時点で、時刻は15時過ぎ。研究室に戻り、7期生I城さんとK崎さんの奇襲攻撃を何とか耐え抜いて(笑)、時刻は16時過ぎ。ここでようやく自分の勉強のための時間を手に入れる。

昨日出版社から届けられた単著初校ゲラに朱を入れる作業をついに開始する。A5サイズ、1ページが「51字×19行」で、今のところ350ページ。3校を終えるとページが確定するので、それから語句索引を作成することになる。索引部分に費やすページ数を含めると、全体で360ページくらいの本になるだろうか。「薄い」とケチをつけられない程度の分量はあるだろう。

さすが老舗の学術出版社だけあって、編集者のレベルが高く、原稿のすみずみまでチェックが行き届いている。本当にありがたい。プロの仕事だなぁ。

自分で書いた文章でありながら、活字になったものをいざ改めて読み返してみると、これまでとかなり違った印象を受ける。新しい発見もずいぶんとあった。不思議なものだ。想像していたよりもずっとクリエイティブで楽しい作業だ。まじめにやれば必ず報われる作業であることも嬉しい。校正作業のBGMにはこれを選んだ。

休肝日だけど、肝臓だけじゃなくて筋肉のほうも休みを欲しているような気がするので、今日の筋トレは休止。無理はしない。明日はちゃんと筋トレするよ。

*1:経済学史学会会員(関西部会関係者)の皆さんには、一両日中に次回部会の案内ハガキが届くはずです。