Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ディベーターを務める

またしても息つく暇のない慌しい一日。

午前中は経済学史学会関西部会幹事代表の仕事。往復ハガキを240枚(!)郵便局で購入し、次回部会(11月29日)の案内状を作成・印刷する。手差しで両面コピーだから、これだけで午前中を費やしてしまう。明日宛名シールを貼れば投函できる。

昼休みから3限にかけて、入ゼミ説明を聞くために2回生4名(うち2名は春学期「ディベート入門」受講者)が来訪する。昼休みの2名はアポありだったが、3限にやってきた2名は想定外(アポなし)だったので、4・5限の授業準備(ディベートの立論シートの作成)のための時間を大きく失ってしまい、最後のドタバタするはめに。

1次募集合格者発表後、2次募集関係で接触した2回生は9名(再チャレンジ表明者2名を含む)。この9名全員が2次で合格してくれれば、定員の15名に達することになるわけだが。うーむ、全員が申し込んでくれるわけでもなさそうだし、申込者全員を合格させると前もって決めているわけでもないので、8期生は3期生(13名)以来の定員割れになってしまうのだろうか? まぁ、かまわん。「世界最小最強セッター」の竹下佳江にあやかって、8期生を「nakcazawaゼミ史上最少最強学年」にすればよい。

4・5限は6期(4回生)ゼミ。4限はY中君の卒業論文中間報告。最近(過去にテキストとして用いた)以下の2冊が6期生の思考にいかに根本的な影響を及ぼしたかを実感している。多かれ少なかれ、ほとんどの6期生が言及・参照している。今日も「アイデンティティ」と「媒介としての欲望」が登場。

スラムダンクな友情論 (文春文庫)

スラムダンクな友情論 (文春文庫)

欲望解剖

欲望解剖

5限はディベート(関関戦)の練習。6期生は、「中国・インドなど発展途上国に対して二酸化炭素排出制限をするべきである」という論題について「するべきである」という肯定側の論陣を、「コンビニの営業時間を(24時間営業をやめて)7時〜23時に短縮するべきである」という論題について「するべきでない」という否定側の論陣をはることになっている。今日は彼らの依頼を受けて僕が練習相手(ディベーター)を務め、前の論題で否定側、後の論題で肯定側の論陣をはった。ただ、どちらもまったくの専門外の論題であり、僕は予備知識をほとんど持ち合わせていない。勉強しなければしゃべりようがないわけだが、東京出張の新幹線の中で池田清彦環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)』を読むのが限界で、コンビニのほうはまったく手つかず。結局、2戦とも敗北する。いくら準備不足とはいえ、負けるのはやっぱり悔しい。

単著の初校ゲラが届けられる。正直、嬉しい。出版が近づいていることを実感する。ただ、誤植だらけの本を世に出すことは恥さらしなので、最後の最後まで気を抜かずに仕上げたい。

腹筋4セット。BGMは超久しぶりに聴くこのバンド、このアルバム。

ボーイ・ネームド・グー ?グーという名の少年 ?

ボーイ・ネームド・グー ?グーという名の少年 ?