初詣

これは夢ではなくて現実。

正月休みを利用して、城山三郎『部長の大晩年 (新潮文庫)』を読む。小説を一気に一日で読み切ったなんて、いったいいつ以来の経験だろう。本当に気分爽快で、僕にとって読書欲は食欲・睡眠欲に匹敵するbasic needであることを実感する。不足していたビタミンを補給したかのように、読了してからすこぶる気分が良い。頭の中が晴れやか。

夕刻、八坂神社に初詣。もう３日なのに、祇園界隈は相変わらず大勢の人で賑わっていて、阪急河原町駅から八坂神社までたどり着くのに一苦労。でも、大好きな京都の街並みを眺めていると、「もうすぐ帰って来るんだ！」という喜びが身体に充満してくる。とても穏やかな気持ちになって、何時間でも歩き続けたい気になるから不思議だ。今年は本厄なのだが、おみくじの結果はものすごく良かった。それが単著の評判を意味するものであってくれればいいなぁ。

ダンベル３セット。ＢＧＭはこれ。

BEST OF 1990-2000