Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

秋学期末試験の採点を終える

昨日に引き続いて「経済学説史」の期末試験(レポート)の採点を行う。今日は3回生以上を採点する。

現2回生(2007年度入学生)から新しいカリキュラムが適用されている関係で、科目名は「経済学説史2」(秋学期2単位)となり、「経済学説史1」(春学期2単位)と別々に単位が認定される。3回生以上の科目名は「経済学説史」(通年4単位)である。

新カリ「経済学説史2」の採点結果は以下の通り。

履修登録者60 / 受験者54 / 秀6 / 優15 / 良20 / 可6 / 不可7(受験者の合格率87%)

旧カリ「経済学説史」の採点結果は以下の通り。*1

履修登録者79 / 受験者51 / 優20 / 良20 / 可8 / 不可3(受験者の合格率94%)

これで秋学期末試験の採点を終えた。明日・明後日は入試監督で、明々後日から6期生の卒業論文集の編集作業に取り掛かる。

1月30日の飲み会で8期生から聞いたのだが、「経済学説史は4割しか通らない超難関科目」との噂がまことしやかに流布しているらしい。確かにそんな年も一度だけあったけど、10年も前の話。*2

その噂のおかげなのか、それなりの覚悟をもって受講してくれている学生ばかりのようで、受講態度はきわめて良好だったし、提出してもらったレポートの質もきわめて高かった。採点中に「これはすごい!僕よりよくわかってるやん!」と思わず声をあげて拍手してしまったほどの素晴らしいレポートも散見された。そういう学生たちを前に講義できることを誇らしく思う。

帰路、某AV部品を求めて恵比須町に立ち寄る。「でんでんタウン」の想像以上の衰退ぶりに驚きを禁じ得ない。目当ての部品は取り寄せとなる。

たまたま目に留った「DISC PIER 音楽館」に入ってみる。品揃え(特にプログレ系)がとても充実していて、以前amazonに注文したが品切れで注文が取り消されたアルバムが店頭にあったので、衝動買いしてしまう。

帰宅後、ダンベル2セットのBGMとして、早速聴いてみたのだが、前評判通り、たいへんシブい。なんで廃盤やねん? もったいない。この人はYESやASIAよりもこっちの路線で勝負するほうがはるかに向いている気がするし、活き活きと演奏しているように感じられた。

Portraits of Bob Dylan

Portraits of Bob Dylan

*1:旧カリ生に「秀」の評価はない。

*2:あの年は履修者630名。しかもエアコンのない教室。あれ以上履修者が増えたら「窒息死さもなくば熱中症」といった感じの凄まじい講義環境だった。