Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

拙著の新たな誤植(校正ミス)を発見

どこがおかしいでしょうか?

確かに、穀物市場と労働市場の自由放任を説くメモランダム『不足論』は、大半のバーク研究者たちの間で彼の経済思想の集約的表現と目されている(本書第二章)。しかし、それは彼の仲間内で私的に回覧されただけで彼の生前に公刊されなかったし、このメモランダム以外に真正面から市場を理論的に考察した著作が他に見当たらないことを考慮すると、彼は政治経済学という言葉を市場の諸法則を研究する学問領域という意味で用いていなかった、と考えるほうが妥当であろう。(pp.199-200)

「他に」が余分ですね。直前に「このメモランダム以外に」とありますから、このままでは重複した表現になりますね。