一昨年の秋、無事に昇進が決まり、さしあたっての目標をクリアできたので、次なる当面の目標として自分に課したのは、(1)単著の執筆・出版、(2)学位(論文博士)*1(3)英語(国際学会)での研究報告、(4)英語論文の執筆・投稿・掲載、以上の4つだった。今のところ、(1)と(3)をクリアし、(2)も申請を終わらせた。今年中に残る(4)もぜひクリアしたいと決意を新たにしている。
去年5月から英会話のレッスンに通い始め、何とか挫折せずに続けられたたのも、(3)(4)という目標があったからだ。日常的に英語を使用する環境を作る必要があった。在外研究時(2002年)のレベルの英語力には何とか戻ってくれたように思う。(4)をクリアするためには、ライティング力を高める必要がある。今のままではダメなので、自分に合った勉強法をそろそろ考えなければならないな。
日常会話の英語については、子ども向けのDVD(ディズニー等)を視聴して勉強することが主だったが、まとまった時間と視聴できる場所という条件をクリアしなければならず、どうしても勉強が途絶えがちになってしまった。そんな折り、最近(一か月ほど前から)かなり自分に合った勉強法だと思って続けているのが、『ドラえもん』の英語版(日本語対訳付)を通勤電車の中で読むことだ。「こういう場面ではこういう表現を使うのか!」と感心するばかり。今のところ(第1巻)、子ども時代に読んだことのある話ばかりなので、懐かしさが勉強の楽しみ・喜びを増してくれている。“Memories of Grandma(おばあちゃんのおもいで)”には涙腺が緩んだ。やみつきになっている。
ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future (Volume 1) Shogakukan English comics
- 作者: 藤子・F・不二雄,ジャレックス
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/02/22
- メディア: コミック
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*1:制度変更(大学院重点化)の谷間の時期に大学院生だったために、学位(課程博士)を取得できないまま就職してしまい、それがずっと精神的な重荷だった。僕より年少の同僚はほぼ全員学位を取得していたので。