Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

円通寺

円通寺の借景庭園


事務方の一斉休暇(長い!)が終わり、今日から業務が本格再開。久しぶりに研究室で勉強するつもりでいたのだが、(研究室が)隣室の同僚Yさんからメールが届き、「(耐震補強工事の)騒音が耐えがたくて仕事にならないわ」。さすがに行く気が失せてしまい、予定を変更して、自宅で勉強することに。

と言っても、自宅に置いてある勉強道具は限られているので、結局、一昨日・昨日に引き続き、フランス語を勉強する。西永良成『「超」フランス語入門―その美しさと愉しみ (中公新書)』を再読したり(ただし前半のみ。後半は難しい)、買ってから長らく放置してあった加藤晴久気軽に学ぶフランス語 (NHKCDブック)』にようやく手を出してみたり。

早々と昼過ぎには煮詰まってきたので、気分転換を兼ねて円通寺を訪れてみることに。2年半ぶり3回目になるが、過去2回は初春(2006年3月)*1と真冬(2007年2月)*2で、真夏に訪れるのは初めて。

深泥池経由で北上するルートは坂道が急すぎる(過去2回はこちらのルートを選んだ)ため、出町柳駅から京都精華大学前駅まで叡山電車に乗って、そこから細道を徒歩で南下するルートを選んだ。*3駅から寺までの道はほぼ平坦(ゆるやかな下り坂)で、しかも日影だったが、それでもこの猛暑の中を歩くのはけっこうしんどかった。

この南下ルートのほうはどこの交通案内にも載っておらず、どうやら正式なルートではなさそうだ。ほぼ一本道なのだが、案内標識が出ていないので、「ほんまに正しい道を歩いているんかいな?」と少し不安になってくる。途中、飲み物の自動販売機は一台しか見つけられなかった。それくらいマイマーな道? 結局、道に迷うこともなく(一本道なので)、15分ほどで円通寺に到着する。

これが比叡山を借景とした枯山水庭園。いつ見ても本当に素晴らしい。

高層マンションの建設など、周辺の開発が進められているため、お寺はこの歴史的景観を守るのにたいそう苦労している。少し高い位置から斜めの角度で写真を撮ると、木々の間から開発の模様が見えてしまう。確かにこれは悩ましい。何とかならないものか・・・。

絶好の気分転換、目の保養になった。帰宅後もフランス語の勉強を続ける。継続は力なり。

それにしても、暑かった。夜が更けてきても、まだ体が火照ってる。

【7194】 腹筋2セット。

*1:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20060315

*2:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20070210

*3:夏休み期間中であるためか、平日でありながら、叡山電車出町柳京都精華大学前)は行きも帰りも満員だった。