関西学院大学大学院経済学研究科主催の「経済学ワークショップ(経済学史セッション)」に出席する。マルサス研究がテーマ(研究報告3本)とあっては、万障繰り合わせて出席せざるをえない。たいへん充実した内容のワークショップで、久々にアカデミックな雰囲気に浸ることができて、おおいに満足した。やはり自分の本業はこれ。
このようなプログラムであった。
日時 2011年3月24日(木) 13時30分〜17時
場所 関西学院大学経済学部2階会議室座長・コメンテーター:柳田芳伸(長崎県立大学経済学部経済学科教授)
コーディネーター:篠原久(関西学院大学経済学部教授)
報告1 中野力(関西学院大学大学院研究員)「R.ウォーレスとT.R.マルサス――人口論とユートピア――」
報告2 荒井智行(中央大学大学院経済学研究科生)「マルサスの『人口論』とデュガルド・ステュアートの『政治経済学講義』――人口問題と貧困問題――」
報告3 久保真(嘉悦大学経営経済学部准教授)「マルサス『初版人口論』における「経済機械」――スコットランドおよびケンブリッジの伝統との関連において――」
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