Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

浅草

東京スカイツリー


朝7時くらい、地震で目覚める。これが一日何度もあると、さすがにたまったものではないな。

池袋の宿泊ホテルのすぐ隣に「フレッシュネスバーガー」があったので、そこで朝食をとる。まだ関西では店舗も少なく知名度の低い「フレッシュネスバーガー」。僕の行動範囲内に一軒もないものだから、これまで一度も食べたことがなかった。モスバーガーの高級感をよりシンプルで自然な味で表現したかのような食感。大いに満足する。

すぐに京都に戻るのはもったいなかったので、大好きな浅草を徘徊する。

実はかなり久しぶりの浅草で、東京スカイツリーを眼前に見るのは初めて。神谷バーのある交差点から眺めると、右手にスカイツリー、左手に浅草寺。このコントラストはなかなか良いね。「古いものと新しいものが溶け合っている「日本らしい」と思うのだが。

初めて寄席(浅草演芸ホール)に入ってみた。知らない芸人さんばかりだったが、若手の落語家、三遊亭歌橘さんが特に印象深かった。山田太一『異人たちの夏』では、寄席で息子が亡き父(の幽霊)と出会ったんだっけ。そんなこともふと思い出した。さすがに父の姿は見かけなかったけど。たまたまだが、寄席に入っている間、外は土砂降りだった模様。ラッキーだった。

商店街では「東京大衆歌謡楽団」と名乗るバンドが路上ライブをしていて、あまりのうまさに思わず足が止まってしまった。マイクなしの生々しい歌声に魅了される。

浅草には僕の大好きな下町情緒がたっぷり。万が一東京の大学に移籍することがあったら(その可能性はほぼゼロだが)、やはり浅草に住みたい。ここ以外は考えられない。

半日ほど現実逃避をしてしまった。帰りの新幹線の中で爆睡。明日から再び通常勤務に戻る。

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