ゴールデン・ウィークの最終日は鞍馬寺へ。新緑の季節に訪れるのは今回が初めて。
出町柳駅から鞍馬駅までは叡山電車で30分ほどだが、けっこう山奥へ入ることになるので、天候もずいぶんと違う。出町柳では晴れていたのに、鞍馬駅に着いた途端、雹と雷鳴に見舞われ、しばらく立ち往生した。20分ほどで晴れてきたけれども。駅前で買ったビニール傘の使用時間は5分にも満たなかった。
山門から本堂までの道のりはかなり険しい。今日は足元が悪かったので、山門から多宝塔までケーブルカーを利用し（初めて！）、多宝塔から本堂まで歩いた。
鞍馬寺ケーブルは1957年の開業で、日本で唯一、宗教法人の経営するケーブルカーであるらしい。山門〜多宝塔間の標高差120mを2分で結ぶ。片道100円という良心的な価格設定。
多宝塔。標高364メートル。
多宝塔から本堂に続く参道。木漏れ日に魅了された多くの参拝客がカメラのシャッターを押していた。
本堂は標高410メールということで、出町柳と比べると、かなり涼しい。空気も澄んでいる感じ。下界とは一か月遅れの桜の季節がようやく終わろうとしているところ。
前回参拝した時（2009年3月11日）は、曇天のために本堂正面広場からの眺望を楽しめなかったが*1、今回は堪能させてもらった。今の季節は新緑がまぶしく、ひときわ素晴らしい眺めである。
帰宅後、「経済学ワークショップ1」の課題レポートの添削。いよいよ明日から通常勤務再開だ。
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