Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

The Spirit Of Radio + Red Barchetta

午前中は東鴨川大にて「経済哲学」の非常勤。バークの経済哲学について講義する。バークの研究を開始してかれこれ20年になるわけだが、学部の講義でバークを真正面から扱うのは、実は今日が初めて。ハンナ・アレントの『革命について』を出発点にして、バークの革命観を検討したり、Robert BissetのThe Life Of Edmund Burke (1800)を素材にスミスとバークの経済思想を比較したり、バークの民主主義批判をミルの『自由論』『代議制統治論』とつなげたり、僕が研究してきたこと・研究していることを包み隠さず披露した90分だった。次回(再来週)は(バークの批判者である)ペインの経済哲学について講義する予定。

午後は(先月19日以来)約一か月ぶりのスタジオ・セッション。今回の新しい練習曲(2曲)は今日のエントリ・タイトル。これが難しいの何のって。これまでの僕の人生でいちばん難しい。速い。変拍子バリバリ。手数多い。初めての本格的な2バス。演奏中、自分が何をやっているのか、しばしば見失う。普段使っていない部分の脳みそがフル稼働していることもわかった。帰宅後、録画していた自分たちの演奏をプレイ・バックしたら、当然のことながら、自分のドラムがあまりにひどくて聞いて/見ていられない。かなり自己嫌悪である。しかし、今年1月、最初のスタジオ入りの時もそうだった。結局、練習を重ねるしかないのだよ。そして、落ち込みつつも、練習が大好きな僕であった。だって、今より下手にはならないもの。

帰宅後、(昨日のエントリにも書いたように、)某人事の主査に当たってしまったため、それに関係する雑務を粛々とこなす。

雨。寒い。デロンギのオイルヒーターを今期初めて稼働させる。

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