Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

科研費採択

昨日で千里山生活17年目が終わり、今日から18年目が始まる。年度が変わって運気も変わったのか、いきなり嬉しい知らせが飛び込んできた。僕が研究代表者(全体として10名からなる共同研究チーム)として申請した科研費・基盤(B)「社会科学者としてのE・バーク:経済思想と歴史叙述の分析を基軸とした総合的研究」の採択通知である。分担研究者として声をかけてもらえる機会が多く、研究代表者として外部の競争的資金に応募したのはこれまで2回だが、いずれも不採択という結果だった。3回目のチャレンジで初めて採択された。今回の申請書類の作成にはほぼ2か月を費やし、たいへん苦労したが、その苦労は報われた。素直に嬉しいし、自信にもなる。

シドニーの家探しをようやく開始する。研究室には平日毎日通うつもりなので、シドニー大学まで徒歩圏内の物件を中心に物色している。やはり現地の不動産会社から直接に紹介される物件より、シドニー大学を介して紹介される短期滞在者向け物件のほうが、やや割安である。現在のレート(円安が痛い)だと、月25〜30万くらい(現地の不動産会社の言う相場家賃)から月18〜20万くらいまで家賃を下げられる。とはいえ、物価がきわめて高いシドニーだけに、日本のマンションと家賃を二重に払うことが自分の財布にとって厳しいことは否定できない。

学部恩師T中先生の東鴨川大退職記念論集を兼ねた論文集がようやく完成し、実物が手もとに届けられた。僕は第11章「反革命思想と経済学――マルサス『食糧高価論』に関する一考察――」を寄稿している。

徳・商業・文明社会

徳・商業・文明社会

疲れていたので、20時半には就寝する。

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