少しずつ英語脳に（シドニー10日目）

今日は下宿を出てから34分で研究室に到着した。かなり要領よく通勤できるようになってきた。他方、英会話のほうには相変わらず苦戦している。なかなかすっと適切な単語が出て来ない。朝、家主のGarethやPatyと少しばかり話すけれども、家を出た頃に「ああ言えばよかった」と反省する始末。脳のどこかに収納されているのは確かだが、引き出しが固くてなかなか開かない。高望みをするつもりは毛頭ないので、せめてせめて13年前（エジンバラ）の水準に一日も早く戻したい。来週か再来週にRod O'Donnellさんと面会する予定だし、6月にはJohn Pullen先生とも面会することになりそうなので、それまでに少しでも英会話の水準を上げておきたいところだ。

今日は研究室に着くと、まずこの教材を1時間弱じっくり聞いた（付属CDをWALKMANにダビングしてある）。日本から持ってきたものだが、実用性の高い表現がたくさん収められており、かなり勉強になる。今の僕の英語力からするとややレベルが高いが、それくらいのほうが僕にはちょうど良い。繰り返し聞き続けることで少しずつ靄が晴れてゆくのが快感である。

起きてから寝るまで英語表現700 オフィス編

今日も申し分のない快晴であった。それだけで気分がどれだけ晴れやかなことか！　昼食は、昨日の反省から安全策に走ってしまい、チキン・カレーにした。

終日、（論文執筆に必要な）資料の翻訳に勤しむ。研究室の机がとても広くて、思う存分書類を広げられるので、仕事がやりやすくて捗る。