Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ビザ申請トラブルの真相(シドニー28日目)

朝8時に目覚めた。8時間近く眠った計算になるが、全然寝足りない。ひとまずシャワーを浴びたが、まだもう少し眠りたくて、さらに2時間ほど眠る。それでも眠気というか疲労が抜けない。昨日の夜に興奮しすぎた反動で、この一か月の間に蓄積されてきた疲労が一気に噴出してきた模様。先週まで週6で研究室に通ってたからなぁ。

今日は家主(Gareth & Paty)が友人ファミリー(ご主人、奥さま、2歳の娘さん)をランチに招くことになっており、嬉しいことに「Nobuもぜひ一緒に」と声をかけていただいた。ところが、本当に申し訳ないことに、会話の最中に幾度も眠気が襲ってきた。おかげで、会話をフォローするのが普段以上に困難になった。ちょっとしんどかった。その友人ファミリーは近々日本を旅行する予定で、京都にも訪れるということで、錦市場などいくつかの観光情報を提供した。Patyさんはブラジル出身だが、今日招かれたファミリーの奥様はロシア出身。何とも国際色豊かなランチとなった。

実はその奥様の職業は弁護士、特に移民事務(ビザ発行の仲介)を専門とする弁護士ということで、自分の今回のビザ申請トラブルについても話を聞いてもらった。彼女によれば、もともとオーストラリアの移民局はビザ発給に対して非常に厳格で、それがここ数年輪をかけてさらに厳格になってきていて、申請が認められるまで1年以上かかることもざら、ということだった。僕の場合、テロの影響はなく、単に厳しい(と言っても通常レベルに厳しい)審査に当たってしまったと解釈すべきらしい。同僚のGさんはすんなりとビザを発行してもらえたようだが、むしろこれは例外的にラッキーな事例のようだ。

そのファミリーを見送った後、後片付けを手伝って、それからまた3時間ほど寝てしまった。しんどくて何もできない。今日は全然ダメダメな一日であった。夜、妻子と1時間ほどスカイプで話して癒される。やはりシドニー生活でいちばん(ほぼ唯一)つらいのは最愛の娘と会えないことである。