Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

Australian Breakfast?(シドニー89日目)

今日の昼食


日数的には折り返し地点を過ぎているが、気分的には今日から在外研究の第二幕がスタートするような感じ。

帰国まで残り二か月を切っているので、まだ体験していないことにできるだけ体験するようにしたい。物価が高いシドニーだけに、これまで外食を極力控える節約モードで暮らしてきたが、今朝は初めて外での朝食を試すことにした。NewtownのCafe C(以前にPullen先生と一緒に入ったカフェ)に入ってみた。

Breakfast(11ドル)とLatte(3.5ドル)で14.5ドル。意外に高くつく。そして、出てきたのがこれ。

量はけっこう多いのだが、イギリスと比べると味のヴァラエティに乏しい。パン、スクランブル・エッグ、ベーコンの三種類(だけ)。イギリスだとさらに煮豆やマッシュルームや焼トマトとかが付くぞ。スクランブル・エッグはなぜか黄身だけ。オージー白身嫌いなのか? さすがにこの量は飽きる。そして、ベーコンが異常にしょっぱい。まるで体から水分を搾り取られるような感じ。これは完全に失敗だ。もう二度と注文しない。ムダ金になってしまった。果たしてこれがオーストラリアの標準的なカフェの朝食なのか? それともこのカフェの朝食がまずいのか? Latteのほうはなかなかのおいしさなのだが。

今日は昼食でも失敗した。三つ目の学食でビーフ・シチューを注文した。ライスとサラダが付いて10.5ドル。オーストラリアの物価を考えると、十分にお得感がある。ただ、あまりよく考えないでサラダを選んだら、コメのサラダだった。コメだらけ・・・。結局、サラダのほうは少しだけ食べて、そのまま下宿に持って帰り、残りを夕食にした。

研究のほうは、まだ日本語モードを引きずっていて英語を読む気分にならなかったので、この本を一日中読んでいた。面白い。残念ながら、意味のまったく通じない明白な誤訳(原文で確認済)を一箇所見つけてしまった。

再生産の歴史人類学―1300~1840年英国の恋愛・結婚・家族戦略

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