今日から秋学期の授業開始。2限の大学院。春学期はMSDさんとマンツーマンだったが、今学期から中国(雲南)出身の留学生Jさんが加わった。Jさんは現在研究生として大学院受験の準備中で、来年2月に行われる大学院入試に合格すると、4月から晴れて正式に大学院生になる。これまで修士論文を指導した大学院生は3名いる(MR君、NSMT君、MYBYS君)が、全員日本人の男子学生で、女子学生も留学生も指導したことがない(MSDさんは僕の直接の指導学生ではなく、僕の授業を履修しているにすぎない)。院試に受かれば、Jさんがどちらも初めてということになる。
中国の大学では哲学科で経済倫理を勉強していたJさん。面談を通じて、勤勉さと向上心の高さが伝わってきた。卒業論文も持参してくれていた。志望理由・研究計画もしっかりしていたので、研究生として受け入れた。これから2年半、まじめに勉強に取り組めば(特に日本語力をのばせば)、人生の可能性が一気に広がるはず。大いに期待している。
午後は来週の授業の予習(教材作成)、14期生の卒論初稿へのコメント書き。
なお、今学期、水2の大学院では以下の文献を講読する予定である。自分の専門家からやや遠いので予習が大変だが、やりがいがある。
- 作者: ジョンラスキン,John Ruskin,飯塚一郎,木村正身
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