Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

マルサス&ミルトン論

昨日と同様に、試験監督が1コマあり、それ以外の時間は仙台の研究会での報告原稿の執筆に励む。この報告原稿(マルサス&ミルトン論)はもともと同僚K先生の退職記念論集(9月20日締切)に寄稿する予定で準備していたのだが、準備の過程で自分の納得できる(=公刊に値する)完成度に到達しないことがはっきりしてきたので、この原稿とは長期戦でつきあうことにして*1、退職記念論集には別の原稿(資料紹介)を準備することにした。こちらはこちらでまた時間との戦いなのだが。

まだ決定ではないが、新居購入の話が具体的に動き始めたので、気分が少し落ち着かない。昼食後、人事課に行って、本務校の住宅ローン制度について説明を受けた。人生で最高額の買い物なので、できるだけ慎重に進めたい。

*1:今年3月に公刊した論文「18世紀中葉〜19世紀初頭のイングランド社会の結婚パターンとその思想史的意義――ハードウィック結婚法をめぐるバークとマルサスの見解を手がかりにして――」は、もともと2013年6月にマルサス学会大会で報告したものだが、その報告原稿は完成度が低く、公刊するには時期尚早に思えたので、『マルサス学会年報』には投稿せず、4年近くかけて少しずつ改訂を進め、ようやく公刊にいたった。かなりの長期戦になった。