明日の授業の予習と来年度担当授業のシラバス執筆のためにまる一日を費やす。来年度から「経済学説史」の講義内容を抜本的に変更する関係で、思っていた以上に執筆時間を取られてしまった。
「経済学説史」の講義は1(春学期)を「入門」、2(秋学期)を「応用」と位置づけ、2のほうで半期間ずっとバークを講じることにした。去年8月に公刊した『バーク読本』をテキストとして指定する。経済学者としての地位が確立していないバークを「経済学説史」の講義で扱うだけでも、かなりの冒険(日本で僕だけ?)だが、実際、2015年度から2017年度までの3年間、『保守的自由主義の可能性』をテキストとして用いて、バークで3回ほど講義した。ついに来年度からは半期15回すべてでバークを扱うことになる。かつて通年4単位だった講義が半期2単位×2に分割されたおかげで、こうした冒険をやりやすくなった。
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