Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

さすがに限界

この2か月、右手首の負傷のために、自分の関係するほぼすべての仕事の進行状況がきわめて悪化している。特に手を動かさないことには始まらない書類作成(原稿執筆を含む)の遅延は深刻で、関係部署・関係者に謝罪する毎日である。しかし、どんなに謝罪を繰り返しても、遅延がましになるわけではない。「完治すれば一気呵成に・・・」と思いつつも、なかなか完治してくれないのである。そうこうするうちに、いくつかの仕事が危機的状況にさしかかってきたので、本来自分がやるべき仕事であっても、データ入力のように代行が可能な場合には、できるだけ事務方にお願いすることにした。現状では長時間のタイピングが難しいので、データ入力のための1時間程度の節約であっても、右手首への負担の軽減につながる。

教授会で「合格者16名以上のゼミは三次募集なし」が決まったので、すでに17名の合格者を出している弊ゼミ(18期生)は二次募集で終了ということになった。例年になくハイレベルな選考ができたように思う。非常に満足している。「一次募集で不合格→二次募集で再チャレンジして合格」が4名というのは過去最多ではないか。「打たれ強さも実力のうち」は「学生主体」と並ぶ弊ゼミのモットーでもあり、たいへん頼もしい。

6限の大学院講義は唯一の受講生Jさんに事情を伝えて休講にさせてもらった。21時過ぎまで研究室に残って、方法論論文集の念校ゲラを校正し、出版社への返送まですませてから、家路を急ぐ。人身事故の影響で阪急電車のダイヤが乱れ、結局、自宅到着は日付が変わる15分前であった。