最近は国民の祝日でも大学は関係なしに授業日ということが多いのだが、今日、本務校はカレンダー通りで休み。僕にとって金曜日は一週間でいちばん忙しい(≒喉に負担がかかる)曜日なので、今日が休みなのは本当にありがたい。喉の回復にとって大きな追い風だ。
妻と娘はほぼ終日外出。娘が前々から楽しみにしていたプリキュアの映画を京都駅前のイオンモールまで一緒に見に行ったのだ。というわけで、僕は息子とほぼ終日過ごすことに。
息子は体を動かしたい盛りなのだが、外気に長時間晒して風邪をひかせるわけにもいかないので、こどもみらい館に連れて行き、屋内で思う存分遊ばせることにした。あと3日で息子は月齢1年8か月だが、心身の最近の成長は本当にすさまじい。家族の会話を耳で簡単にピックアップできるようになっている。今日外出しようとした際、息子から「行こうか」と何気なく言ってきて、さすがに驚いた。妻の口ぶりをマスターした模様。みらい館では、急な階段をのぼって滑り台ですべり降りるという動作がことのほか楽しいらしく、十数回(二十数回だったかも?)ひたすら繰り返していた。大人の目から見れば、かなり厳しい足腰のトレーニングなのに、それを実に楽しそうにやっていた。滑る前に「とおちゃん」と言って手を振ってくれる。「かあちゃん」「ねえ」と比べると登場の遅かった「とおちゃん」という呼びかけを今日一日だけで何度も聞けたことは、父親冥利に尽きる。
1歳8か月児がみらい館で2時間も過ごせば、その運動量は半端ない。さすがにガス欠となり、帰宅後、13時から15時までおとなしく昼寝してくれた。昼寝から目覚めて母の姿が見えなくても、以前のように泣きわめくこともない。ほどなく戻って来ることがわかるようになったからだ。16時に妻子が帰宅し、賑やかなわが家に戻った。
息子はお風呂が大好き。今日みたいに一緒に入れる日は貴重だ。まだきちんとした会話は無理だが、それでも親子ならではの通じ合うものを確かに感じる。一緒に夕食。就寝前の絵本読み聞かせ。当たり前に過ぎていく日常のかけがえのなさを改めて実感した一日となった。
まだ幼い息子に手がかかるぶん、6歳の娘がどうしても後回しになってしまいがちで、申し訳なく思う。もちろん、娘のことも大好きなのだけれど。