経済学史学会の幹事会に出席するために同志社大学新町キャンパスへ。
僕はこれまで経済学史学会の幹事を3期6年(2011-12年度、13-14年度、15-16年度)を務めてきたが、3期連続で務めると1期休まなければならない(幹事の被選挙権がない)というルールに従って、2017-18年度は平会員の立場から大会組織委員会をサポートしていた。このたび、過日実施された役員選挙で2019-20年度の幹事に選出されたため、今日開催のの幹事会に招集された。次期幹事としての仕事が始まるのは来年4月以降だが、次期執行部メンバー(代表幹事1名、常任幹事5名)を決める選挙を行うための招集である。
結果を記せば、常任幹事に選出されてしまい、どうやら国際交流と若手育成を担当することになりそうである。マルサス学会で会長の経験はあるものの、会員50〜60名程度の小規模学会であり、その10倍以上の会員数を擁する経済学史学会ともなると、活動規模が大きいうえに活動分野も多岐にわたり、常任幹事としての仕事も膨大である。当然、かなりの時間を奪われることになる。本務校での研究推進部副部長職や家族と過ごす時間への影響を考えると、積極的に引き受けたいわけではないが、研究者としての今の自分を育ててくれたホームグラウンド的な学会であるので、さすがに断ることはできない。恩返しの気持ちをこめて快諾せざるをえない(変な日本語だが)。
学会仕事は減らそうと努力しても、なかなか減ってくれないものである。これで3つの学会で同時に役職に就くことになる。そろそろ可処分時間は限界に達したのではないか。