Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

練習問題を解くことの大切さ

経済学史学会の特命会議(のようなもの)に召集され、10時半から12時まで参加する(オンライン)。午後は17時過ぎまで某闇仕事。

終了後、20時までロシア語の勉強。長野俊一『ゼロから始めるロシア語』の練習問題8は本当に骨が折れ、2日かけても解ききれない。しかし、この教科書はとりわけ練習問題が素晴らしい。本当によくできていて感心する。amazonのレビューでもそのことが触れられていたが、この練習問題を解いてくと、重要な文法事項を繰り返し復習することになり、自分の弱点を把握できて、定着度が劇的にアップするのである。二度、三度と繰り返しチャレンジすると、教材の配列と単語の選択が絶妙であることに気づく。問題を解いていて「こんな単語、見覚えないぞ」と一瞬思っても、実はそれまでのページにしっかり登場しており、読み流したために記憶に残っていないだけなのだ。「理解したつもり」は本当に怖い。練習問題を解くことによって、自分の「理解の浅さ」が眼前に立ち現れてくる。最初から最後まで、ロシア語で書かれた基本文のすべてに、発音補助としてのカタカナルビが付されているのもありがたい。本書にあえて注文をつけるとすれば、巻末に単語索引が欲しかったことだろうか。それさえ付けてくれていたら最高・最強のロシア語教科書だと思う。(ただし、練習問題を解かずに読むだけでは、この教科書の価値は絶望的なまでに下落してしまう。)

今日でロシア語の勉強を本格再開して40日目になる。途中何度か息切れしそうになりながら、それでもほぼ毎日2~3時間の勉強を継続して来られた。3月に入ったら、優先すべき他の仕事も入ってくるので、語学の勉強に集中できるのは残り3日となる。最後まで気を抜かずがんばろう。

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