たいへん冷え込んだ1日。終日粉雪が舞っていた。休日にしたものの、ロシア語の勉強は少しだけでも毎日欠かさず続けたい。今日は長野『ゼロから始めるロシア語』(名教科書だと断言!)を158ページ(第19課)まで読み進め、復習として練習問題4(第7・8課の内容)を解いてみる。
今日読み終えた黒田龍之介『語学はやり直せる! (角川oneテーマ21)』にこう書いてあった。
語学は時間がかかる、いや、かけなければならない。
では、どこに時間をかければよいのか。
それはメインテナンス、つまり知識を維持するための復習に対して、である。(p.53)
語学をはじめたら、毎日欠かさず続けるのが理想。
…一日に勉強時間がどれだけとれるか。これをよく考えてから学習を開始しなければ、続けられないのである。
現代人は忙しいので、毎日一定時間を語学に捧げることは、想像以上に難しい。できれば週末にまとめてやりたいと考えるかもしれないが、それは奨めない。いや、土日はいつもより多めに勉強しようというのはいい。だがそれだけではダメで、毎日少しずつでもいいから、新しく始めた外国語に触れる時間を持つようにしたい。
…肝心なことは毎日やること…。
とにかく、毎日継続して学習できる時間を確保すること。一日十分の時間さえ取れないとしたら、残念ながら語学をやる環境にはないようだ。…。
さて、時間の使い方にはもう一つある。
学習をはじめる最初に、集中的に勉強する時間を作るのだ。
できれば、一週間、一日六時間くらいを外国語に捧げられれば、理想である。しかしそれは難しいという人が多いだろう。だったら三日でも二日でも、場合によっては一日でもいい。
一日限定、朝から晩まで外国語という「個人イベント」を企画してはいかがだろうか。(pp.189-92)
「どうしたら単語が覚えられますか」
学習者からもっとも多い質問である。教師だったら、何か秘訣を知っているのではないかと考えるらしい。
だが、そんな秘訣はない。自分でいろいろ試してください。よい方法があったら、こっちが教えてほしいくらいだ。
わたしの場合は、語学のプロだからということで、プライドにかけて意地で暗記した。
とにかく時間をかけて、頭に叩き込む。繰り返し繰り返し発音し、綴りをノートに繰り返し書く。…。
どの言語でも、特に頻繁に使われる千語くらいをはじめに丁寧に覚えなければ、先へは絶対に進めない。…。
はじめの段階では、入門書に出てくる語彙を丁寧にせっせと覚えていくだけでいい。(pp.198-9)
(自分が可能だと思える範囲内で)実践中である。昨日の日記にも書いたように、この3月末までにどれだけ集中的に勉強できるかが勝負である。
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