Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

妻子が一足早く実家へ帰省

妻子が一足早く(妻の)実家へ帰省した。例年は12/30-1/2に僕の実家に、1/2-4(or5)に妻の実家に帰省する(1/2に移動する)のだが、1年前の年末年始はコロナ禍の状況を鑑みて(遠方の)妻の実家には帰省せず(比較的近場の)僕の実家だけに帰省した。今回は妻にとって2年ぶりの実家となるので、少しでも長く過ごせるようにと、例年より早めに帰省させることにした。僕のほうは29日まで大学or自宅で仕事をし、12/30-1/1に自分の実家に顔を出し(さすがに母に新年のあいさつくらいはきちんとしておきたい)、1/1に移動して、1/5まで妻の実家にお世話になる予定だ。

今日は応援団に所属している3回生(20期)が演舞を披露するというので、それを観に大学へ。コロナで不自由な活動を強いられているにもかかわらず部活もゼミもしっかりと両立させている学生なので、ぜひ応援したいと馳せ参じた。

せっかく大学に来たので、残りの時間は研究室で仕事。一昨日終日&昨日午前しっかり休んだおかげで、疲労感はほぼ抜けた。かなり元気になった。TNK先生退職記念論文の初校ゲラ返し、UEMR先生退職記念論文の印刷会社への入稿、卒論報告会(1月8日)でのご父母への挨拶文の執筆、研究室の机の引き出しの中の掃除、など。

UEMR先生退職記念論文では、30年近い研究者生活において初めて、マルクス主義に関わるテーマに真正面から取り組んだ。プレッシャーがとても大きかった。目の前にそびえ立つ巨大な壁のようであった。しかし、これからロシアや中国の経済思想の研究に足を踏み入れようとすれば、マルクス主義との対峙は避けられない。バークとマルサスと四半世紀以上格闘してきた者だからこそできるマルクス主義研究もあるはず、と今は信じるしかない。

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