「大ポカ?」の不安は、HSMTさんからのメールによって、午前のうちに払拭される。自分にミスのないことが判明し、一安心。
午後は教授会&大学院委員会。議題も少なく、いつもよりかなり早く終わる。終了後、「偲ぶ会」会場のレストラン「チルコロ」へ行き、担当者に参加者数などを連絡。研究室へ戻り、「偲ぶ会」関係の雑務。22期生ON君と面会(卒論個人指導)。
元駿台予備校英語科講師・表三郎先生がご逝去されたことをX(旧twitter)を通じて知る。浪人生時代(駿台京都校, 1987-88年)に教わった。「自分はもしかして大学の授業よりも高度なことを学んでいるのではないか」と幻惑させて、浪人生のコンプレックスを払拭してくれる巧みな話術と教養の持ち主だった。丸山真男も柄谷行人も廣松渉も、その名前を最初に教えてもらったのは、表先生の授業(中の雑談)だった。当時はそんな予備校文化というものがしっかりあった時代。表先生は間違いなくわが人生において忘れがたい「知のナビゲーター」の1人だった。謹んでご冥福をお祈りしたい。
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