停電に怒ったわけではないのだが、北欧デス・メタル・バンドArch Enemyの新譜Doomsday Machineを突如として購入。相変わらず攻撃的な激しいリフの応酬。説教をされているかのような、あるいは鞭を打たれているかのような圧迫感。そんな曲もあれば、壮大でドラマティックな展開の曲も。デス声ボーカルとは対照的なメロディアスなギターソロ。(これは完全にバークの崇高論の世界だな。)Wage of Sinには劣るが、なかなかの力作だろう。ボーナストラック2曲(ライブ)も嬉しい。ライブバンドとしての力量も確かだ。ドラムとベースのコンビネーションであれば今やDream Theaterをも凌駕しているのではないだろうか。ラウドネス(特にDisillusionあたり)、X Japan といった日本のメロディアスな(演歌と紙一重な)メタルの世界にも通じている。「ボーカルのデス声が・・・」という意見には反論しない。デスだからね。(ノイジーなギター音を許容できる人なら、デス声も楽器として聞けば許容できるはずなのだが。)
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