Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

5期ゼミ合宿(2日目)

サントリー山崎蒸溜所


9時から11時まで、今後のカリキュラム編成の参考にするために、経済学部での一年半を振り返ってもらい、自由に意見を言ってもらった。学部(特に講義内容)の現状については、かなり厳しい意見もあり、反省させられることも多かった。

僕のゼミ生ゆえの傾向なのかもしれないが、授業のライブ性への期待が高かった。教科書やレジュメを読み上げるだけの授業(けっこう多いらしい)であれば、家でそれらに目を通せばよいわけで、わざわざ教室まで足を運ぶ必要はない。わざわざ足を運んでいるのだから、どんなテーマであれ(それが理論であれ政策であれ歴史であれ)、「ほぉ!」と驚き・発見を与えてくれるような話が聞きたい。「・・・先生の授業は「へぇ、そうなんだ」と思える瞬間が多いから好き」と基準で授業を評価している。「もっと一人一人の先生が一生懸命に授業して欲しい」という切なる願いを感じた。いわゆる「楽勝科目」を歓迎しているような声は聞こえなかった。「楽をしたい」ではなく「納得のゆく公平な評価をして欲しい」という気持ちがとても強いように感じた。これらの問題をカリキュラム編成によって解決することはかなり難しいが、今後の検討課題として記憶しておきたい。

11時半に宿舎を出て、阪急高槻市駅前の中華レストランで昼食。悲しいことに、予想通り、下半身の筋肉痛が始まった。3期生3名(O田・I岸・N田)が途中合流して、15時からサントリーの山崎蒸溜所を見学した。ゼミ活動としては初めての工場見学だったが、ウイスキー工場それ自体がとても興味深い施設で、スタッフの説明もわかりやすく、しかも見学の後はウイスキーの試飲サービスまであり*1、まさに至れり尽せりで、とても楽しい時間を過ごせた。17時過ぎにJR山崎駅にて解散。

ゼミ長N井君、合宿幹事、お疲れさま。S君、幹事のサポート、どうもありがとう。どうも5期生の運動偏差値・体力偏差値は、歴代nakcazawaゼミの中で群を抜いて高いようだ。特に常に身体と口を動かし続けているM谷さんとM島さんのパワーには圧倒された。僕ももっと体力をつけなければ、今のままでは身体がもたないかも(苦笑)。

*1:試飲サービス終了後、別途で「山崎原酒20年」を700円で試飲。舌と喉が感動で震えてしまうほどの格別なおいしさだった。