Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

唐突ではあるがここ4ヶ月余りを振り返ってみる

前期入試の監督業務は昨日で終わったけれども、『自由と所有』のゲラの校正が遅れているので、頑張って7時に起床。朝の2時間ほどを校正作業に費やす。10時前に東鴨川大のT先生の研究室へ行き、校正の終わった原稿の受け渡し。それから千里山大へ。書き上げたばかりの研究ノート「人権・教育・市場」を経済学会事務のNさんに手渡す。これで仕事は最大の山を越えた。

研究面では、ここ4ヶ月余りの間に、『自由と所有』の翻訳作業をこなしながら、学会報告を2本行い、論文1本、研究ノート2本、書評1本を仕上げたことになる。*1

10月 森岡孝二『働きすぎの時代』の合評会(ビジネス・エシックス研究会)の発題者→書評として『経済論集』に寄稿
11月 研究報告「18世紀末ブリテンの共和主義とバーク」(社会思想史学会)
12月 研究報告「バークとマルサスにおける階層秩序と経済循環」(日本イギリス哲学会)
1月 論文「リーダーシップ・人事評価・ビジネス倫理」と研究ノート「働きすぎの時代を超えて」を書き上げて経済政治研究所の研究双書に寄稿
2月 研究ノート「人権・教育・市場」を書き上げて『経済論集』に寄稿

働きすぎた。*2しんどかった。研究それ自体よりも、教育*3と校務*4に忙殺されて、隙間の断片的な時間を使ってしか研究できないのがしんどかった。でも、不思議なもんだ。「何とかなるさ」って思ってたら、本当に何とかなっている。100点ではないけれど「優」くらいは自分にくれてやってもいい。

母の腰の調子があまり芳しくないので、今夜から実家に見舞う予定。実家ではネットができないため、明日の更新はお休み。悪しからず。

*1:その間、マルサス学会の事務局の異動や次回大会プログラムの作成にも忙しかった。

*2:まさに『働きすぎの時代』である。。

*3:いろいろあった。新規担当科目「特殊講義2」の講義準備は自転車操業。5期ゼミ立ち上げでエネルギー消費甚大。3期卒論報告会。4期ゼミ8名に泣く泣く「退ゼミ」勧告。師匠のT先生から頼まれて院生の英文レファレンスの執筆。ああしんど。

*4:こちらもいろいろあった。FD委員、学部カリキュラム委員、大学院カリキュラム委員を兼任。会議が多すぎる。FDではフォーラムの司会、報告原稿の寄稿。高大連携の出張授業にも参画。こちらもああしんど。