Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

新しい英語論文を国際WSで報告する(かも)

昨日を休養日にしたおかげで体調が劇的に回復。やはり休みは大事だな。

研究推進部の短い会議があった以外は研究室で仕事。マルサス&ペイン論の改訂作業を再開させたのだが、なかなかうまくいかない。レフェリーの1人から「フランス革命やペインに関して参照している文献が古すぎやしないか」とコメントされたのだが、古い文献はもはや古典的地位を獲得しているようなものにしか言及していない(むしろ参照しないほうが不自然)し、最近の研究についても「しっかり目配りしてるぜ!」とばかりに幅広く言及したつもりなので、どこをどう修正したらいいのか、さっぱりわからない。

経済学史学会の学会誌『経済学史研究』の最新号(60巻2号)が届けられる。拙稿「バーク経済思想の最前線ー「バークとスミス」はどのように論じられてきたのか」が掲載されている。紙幅の制約もあってやや舌足らずの感も否めないが、制約を守りつつできるだけ濃縮度の高い文章を心がけた。自分でもまぁまぁ納得できるものが書けた気がする。小樽での集中講義期間中、非常勤講師控室で一気に書き上げた。残念なのは、ゲラに書き込んだ朱を一か所だけ印刷業者が正しく読んで反映させてくれなかったこと。104ページ注9の「短い考案」は間違いで、「短い考察」が正しい。やっぱり校正を一度しかさせてもらえないのは不便だな。

今年10月のHETSAでの報告を予定していた新しい英語論文だが、ひょんなことからいちはやく、(僕自身はもともとメンバーでない)3月14-15日の国際ワークショップ@立教大で報告することになるかもしれない。現在、調整中。報告機会、コメントを頂戴する機会が多くなるのはありがたい。これが決まれば、3月の出張予定は東京2回、広島1回になる。思った以上に忙しい。この調子ではあっと言う間に新しい年度を迎えることになりそうだ。

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