Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ゼミ申込(第1次)

午前中すべてを経済学説史(4限)の予習に費やす。前回の授業(6月4日)の最後にアンケートをとったのだが、鋭いコメントが多かったので、紹介に値するものをいくつかピックアップしてコピー配布することにする。加えて、今日の授業のメイン・トピックはあまり得意とは言えないジェイムズ・ステュアートなので*1、普段よりも入念な予習が必要だ。

12時半にゼミ申込が締め切られる。申込者は23名。例年より少し多い。おそらく例年競合しているH野ゼミが不開講(在外研究のため)のせいだろう。とにかく、何人であろうと選考には関係ない。量よりも質。質が良ければ23人全員が合格するし、質が悪ければ定員(15名)以下しか合格しない。

12時45分、最近ルーズな行動が目立つゼミ生某君を呼び出して叱責。3限、6期(3回生)ゼミ。テキストは野矢茂樹はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)』。

4限、経済学説史。やはりステュアートの説明にもたつく。仕込み不足。ただ、ここ2、3か月ずっと悪かった喉の調子が突如として良くなる。喉の奥が開き、声の通りがよくなった。発声しやすい。これはとても嬉しいこと。

5限、経済学ワークショップ。全体を5班に分け、課題を与えて、グループでプレゼンテーションの練習。その2回目だが、質問を投げるほうはまだまだ苦手な様子。すぐに場が冷えこんでしまい困惑する。対策を考えなければ。ゼミ募集のほうに気を取られすぎて、今日の授業で配布するはずだったディベート・ワークシートのことを完全に失念してしまう(配布ばかりか作成すら忘却)。大失態。来週の授業はディベート入門の予定だったのに。スケジュールの修正が必要だ。

5限終了後、明日の入ゼミ面接に必要な申込書類のコピー(面接官を務める6期生に配布するためのもの)。コピー機の傍らで6期生A君&Mさんと次回の報告の相談。すべてが終わったのは20時過ぎ。11時間ノンストップの労働はさすがに疲れる。

ところが不思議なことに、帰宅後、身体がやけに軽く感じる。ダンベル4セットを難なくこなしてしまう。???な一日。

*1:経済学説史の講義メニューに加えたのは2005年度から。昨年度は講義担当していないので、ステュアートについてしゃべるのは今回がまだ2回目。年季が足りない。