Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

新ネタの初披露はやはり緊張するな

2限の「経済学説史」ではフリードマンの生涯と思想を講義する。どれほど場数を踏んできても、初めて講義するネタはやはり緊張するものだ。話す段取りに不安があるし、受講生の反応も予想できないので。一昨日の入念な講義準備の甲斐あって、ほぼ完璧な時間配分で講義を終えることができた。受講生の反応もまずまずであったような気がした。フィリップス曲線や貨幣数量説や恒常所得仮説についてもう少し丁寧に説明したかったが、2週にまたがると受講生の理解度はむしろ下がってしまうので、今回はこれで我慢せざるをえない。

これまで十数年間にわたって「経済学説史」の講義を行ってきた。最初は「スミス対ケインズ」という基本的枠組みでスタートしたわけだが、マルサス人口論』、リカード比較生産費説、スミス『道徳感情論』、限界革命、ケネー『経済表』、ジェームズ・ステュアート、功利主義・・・と扱うトピックを毎年少しずつ拡張させていった。ケインズ以降の経済学説の本格的な講義を行うのは今回が初めて。準備がたいへんだったが、自分自身、とても勉強になった。

3限、9期生K崎君&N尾さんと次回のゼミ報告の打ち合わせ。

4限以降は書類と格闘。外部資金申請書類の作成(昨日の続き)。新ゼミ生(10期生)募集要項の執筆。

【8913】 腹筋2セット。