12時から17時半まで会議が3本連続。17時半から19時半まで6期生S池さん&M上さんと明日の報告の段取りの最終確認。あっと言う間に一日が終わってしまう。
「忙しくて・・・」は言い訳。時間は努力して作るもの。ゼミ生にもしばしば説教している。果たして当の本人は実行できているのか?
努力はしているつもり。こまぎれの時間を何とかやりくりしている。*1今日も午前中の2時間ほどを自分の勉強に充てた。しかし、正直に言って、こまぎれの時間でできる仕事の種類には限りがある。今日はスミス自然価格論の先行研究を整理(主としてデータ入力)していたが、この種の機械的な作業くらいしかできない。論理が複雑な分厚い本を一気に読み通せるだけのまとまった時間がなかなかとれないので*2、論理的思考力(強く深く考える力)が確実に減退している。最近の僕の危機意識の根源はこの点にある。自分が日々アホになっていく。これがホラーでなければ何であろうか。
「経済学方法論フォーラム」(8月27日@北大)において「スミス自然価格論の論理と方法」いう表題で研究報告することが決まる。もう逃げられない。何年たっても新ネタの初発表は恐怖だ。ゼミの報告を逃げたくなる学生の気持ちは痛いほどよくわかる。
そろそろ期末試験の問題を作らなきゃ・・・。
*1:先日紹介した研究ノートはそのやりくりの産物。http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20070702