二日酔いを引きずりながら(もちろん自業自得だが)、2つのセッションに出席。
「ヒュームとスミス(スコットランド啓蒙思想研究)」のセッションでは、同世代の研究者であるFさんのプレゼンテーションから大いなる感銘を受ける。合評会での発題のお手本のような素晴らしい報告だった。質疑応答の過程で、最近の自分の研究成果をはさみこみ、オーディエンスの反応を探ってみたが、好感触だったように思う。このまま進むことにしよう。
「18・9世紀ドイツの社会経済思想」のセッションにも出席する。ドイツ関係のセッションに出席する機会は少ない(どうしてもイギリス関係を優先してしまう)が、今回は僕自身も大好きなカントが特集されている。発言(質問)させていただいたばかりでなく、セッション終了後の夕食会にも混ぜていただき、K大T先生をはじめとする多くのドイツ研究者の知遇を得る。名刺代わりに論文の抜き刷りを持参していたのは大正解だった。
20時過ぎに帰宅。腹筋3セット。