Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

他流試合

近代思想研究会にて研究報告。会場の慶応大学は品川駅から一駅(田町)という交通至便な場所にあるので、懇親会まで居残っても余裕で日帰りできた。茨木の自宅から新大阪が近いものだから、近畿圏内の交通不便な大学に出かけるより時間的にはずっと近い。

経済学史学会全国大会(5月)にエントリーしている研究報告「ステュアート、スミス、マルサスと《需要定義問題》」の下報告(予行演習)をさせていただいた。もともと近代思想研究会はYC大名誉教授のT先生が主催者の研究会で、関東在住者が中心となって運営されてきたこともあって、僕との接点はなかったのだが、たまにはアウェーの試合で厳しい批判のシャワーを浴びたいと思って、(経済学方法論フォーラムでお世話になっている)T腰先生を通じて報告の機会を設けていただいた。

端的に言って、非常に刺激的かつ有益であった。ステュアートとマルサスの異同についての説明が欠けていることは、指摘されるまでまったく気づかなかった。指摘して下さったのは超大御所・T大のK出先生(モンテスキュー)である。共通の知人(O大のK本先生)の存在のおかげもあって、初対面ながら懇親会でも話が弾んだ。前々から面識はあったものの言葉を交わす機会のなかったO田さん(グロティウス)、A木さん(ファーガスン)ともじっくり意見交換&雑談できた。旧知の間柄であるKO大のS本さん・TGさんとも久々に対面。

自分から求めさえすれば、新しい出会いはまだまだ残されているようだ。もっともっと積極的に開拓しよう。

最近の愛聴盤。新幹線の中でもずっと聴いてた。一聴して「ドリーム・シアターみたい・・・」と思ってしまったけれど、実は逆で、こちらが本家なんだよね。ツェッペリンの「アキレス最後の戦い」みたいな曲が好きな人には、最初の2曲を特にお薦めする。重厚に疾走することの快感をぜひ体験して欲しい。

Brave New World

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