Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

経済学方法論フォーラム@北海道大学(初日)

北大キャンパス


5時半に起床して、6時半前に家を出る。阪急茨木市駅→(リムジンバス)→関空→(飛行機)→新千歳空港→(JR)→JR札幌駅(12時過ぎ)。13時から研究会開始。

もともと、この研究会は、経済学史学会全国大会(2007年5月)フォーラム*1「イギリス経済学における方法論の展開」を準備するために発足したのだが、学会フォーラム終了後も新メンバー3人を加えて共同研究を継続して、その成果が論文集として出版される(来年秋を予定)ことになった。

いよいよ今回の研究会から各自の原稿(初稿)を相互査読する。章同志の相互言及を増やして、論文の単なる寄せ集めではない一冊の研究書へと仕上げてゆく。

メンバーは10人だが、論文集の構成は「序章+1〜10章+終章」という全12章で、序章と終章は編者のSさんとTさんが執筆される。今回の研究会では、1本あたり1時間を目安にして、12本の原稿すべてを2日間(1日あたり6本ずつ)かけて検討する。

今日は13時から19時までかけて(僕の原稿を含む)6本を検討した。僕の担当章は、すでに学会・研究会で6度もの下報告を行っていて、下報告のたびに加筆・修正をほどこしている。今回が7回目の報告になるわけだが、それにもかかわらず、議論の詰めの甘さをいまだに指摘される始末で、本当に情けなくなる。加筆・修正のたびに議論の力点が少しずつ変化していくものだから、原稿のタイトルのほうも「スミス自然価格論の論理と方法」→「ステュアート、スミス、マルサスと《需要定義論争》」→「ステュアート、スミス、マルサスと《需要定義問題》」→「《需要定義問題》とマルサスにおける経済学方法論の形成--先行者としてのステュアートおよびスミスとの関連で--」といったふうに変化し続けている。

脳みそフル回転。知恵熱が出そうなくらいのハードワークだった。しかも夕刻になると空腹感という新たな敵との戦いも始まった。しかし、ハードだったぶん、懇親会が余計に楽しい。北海道だけあって、海の幸が抜群にうまい。若手グループ(一応、僕も含まれている)は2次会に突入したが、明日の研究会のことを考えて、22時半くらいで散会し、大人しくホテルに戻る。

朝が早かったので、ホテルの部屋に到着すると、すぐさま眠りに落ちてしまった。

*1:ミニ・シンポジウムのようなもの。