昨夜は咳でかなり長い時間苦しんだ。かなり体力を消耗した。21時に寝床に入ったのに、3時まで寝付けなかった。咳だけのせいではない。身体はめちゃめちゃ疲れているのに、精神のほうは覚醒していて、眠りたくても眠れなかった。9年前(1999年)の今頃に患った自律神経失調症(病院で睡眠導入剤を処方してもらった)の悪夢が蘇るが、あの時の経験のおかげで、「このままでは危険」と意識できている。絶対に無理しない。これが大切。
手足がしびれて、力が入らない最悪の目覚め。金曜日は授業がないので、休みにして自宅で休養しようかと思ったが、実は昨日、疲労で意識が朦朧としていて、5限終了後、ゼミ教室の鍵を教員控室に返却し忘れて、そのまま帰宅してしまった。大学から督促の電話もあったので、最低限、鍵の返却だけは行わなければ。「しんどくなったらすぐに帰ろう」と自分に言い聞かせて出勤する。
駅の階段、研究棟1階から2階への階段がやけに苦しい。一段、一段、「ぜぇぜぇ」言いながら、昇っていく。しかし、咳も喉の痛みも徐々に収まってきたおかげで、むしろ適度なリハビリになってくれた感じ。少しずつ手足のしびれが収まっていった。
研究室では、精神と身体に負荷がかからないよう、アンケート整理などの機械的な作業に終始することにした。脳を緊張させてはならない。少しでも疲れを感じたら、ただちに休憩をとるようにする。久しぶりに加湿器がフル稼働。だいぶ違う。午後から少しずつ体力が回復してきて、15時過ぎには次回の「経済学説史」講義のレジュメ作成&HPへのアップも行うことができた。最低限の仕事はこなせた。体調不良は今日が底のはず。
明日は100％の休日にしたい。
