追記(1月3日記す)。
- 不思議なもので、「攻めて攻めて攻めまくる」と言った2006年*1よりも、「新しい原稿は引き受けず、すでに引き受けた原稿を丁寧にこなしたい」と言った2007年*2のほうが、はるかに「攻め」の姿勢をとっていて、国際学会における英語での研究発表、単著の執筆という2つの大きな仕事に挑んだ。当人の意識とは無関係にたまたま機が熟したのだろうが、このタイミングを逃していたら、一生、取りかかれなかったかもしれない。
- 鼻炎は完治していないが、日常生活には支障が出ない程度にまで治ってきている。茨木引越直後に発症したことを思い返すと、やはりこの土地が合わなかったのかなという気もしてくる。
- 8月以降、「乱読ノート」の更新が極端に鈍化してしまった。言うまでもなく、自由な時間のほとんどすべてを単著執筆&校正に充てたためだ。更新ばかりでない。読書それ自体もほとんどできなかった。*3ひたすらアウトプットに専心した。これだけ長い期間、知識のインプットを抑制したのは、ここ十数年なかったことだ。今はとにかく活字に飢えている。遅くとも1月末には単著関係の仕事を全面終了させられるので、それ以降は、以前のような頻繁な更新が可能になるはず。
- ここ半年ほど、ほとんどテレビを見ていなかった。そんな折り、12月30日、「レコード大賞」でのwinkの復活には大興奮させられた。全然ファンじゃなかったのに、全盛期をリアルタイムで体験してきたせいか、身体が勝手に反応する。早智子も翔子もむっちゃかわいらしいかった。心が洗われた。
*1:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20060402
*2:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20080103
*3:読書は上半期に集中し、しかも読んだ本の大半は心理学・精神医学関連のもので、現代経済関連のものはほぼ皆無だった。あれだけアメリカの金融危機で世界中が揺れていたのに!