Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

屋形船で卒業パーティー

卒業パーティー@屋形船


卒業式。6期生17名中14名*1と(留年していた)5期生2名が巣立つ。

写真集の作成(CDを焼く作業)にかなりの時間を要したが、何とか12時前に完了させ、13時過ぎから卒業証書の授与式を行う。数日前に完成したばかりの新校舎での授与式。今日卒業する彼らにとって、最初で最後、一度きりの利用ということになる。就活中で忙しい折りに、裏方として働いてくれた7期生に感謝。

ゼミ生一人一人の思い出を噛みしめながら、15時過ぎに卒業証書授与を終える。「卒業パーティーは17時40分に天満橋駅集合」と知らされていたので、それまでの2時間ほどを連絡メール書き(昨日、親しい同業者Oさんが急逝された。今日通夜、明日告別式。)に費やす。何人かの同業者から迅速なレスを得る。

なぜ天満橋になったのか、深く考えなかったが、実はそこに重大な秘密が隠されていた。Y中君の企画により、屋形船での卒業パーティーが準備されていたのだ。天満橋駅の改札を出てすぐのところに屋形船の船着き場。いやぁ、驚いた。想像だにしなかった。

明日のことを考えてノンアルコールで過ごしたけれども、それでも心行くまで楽しませてもらったよ。みんな、最初から最後まで、素晴らしい2年半を本当にどうもありがとう。

その急逝された同業者の大学では、明後日21日に卒業式が行われるようだ。卒業式の3日前に先生がお亡くなりになる。何てことだろう。ゼミ生はさぞかしつらいだろう。晴れ晴れしい門出の日なのに。神様は時としてこのような意地悪をなさる。自分のゼミ生に卒業証書を手渡す。何の変哲もない当たり前のことのようだが、その当たり前のことを今年もさせていただけたことに、人生の幸せの真実が隠されているように思われた。

*1:3名が留年。