十分な睡眠をとったので、だいぶ復活した。
今週末(金〜日)が東京出張でつぶれてしまうので、午前中はいち早く「経済学説史」(月曜2限)の予習にあてる。次回はフランソワ・ケネーの『経済表』を解説するのだが、正直に言って、あまり得意でない。毎年のように、「新しい切り口から解説してみたい」と思っていながら、その新しい切り口を見出せないために、「あまりうまい(面白い)説明ではないな」と思いながら、同じ説明を続けている。この日記をお読みの同業者で良いアイデアをお持ちの方がおられるようでしたら、ぜひともご教示いただきたい。ちなみに、こんなレジュメに基づいて説明しております。
それから、生協書籍店で中国史関係のものを物色しているうちに、昼休みとなる。
午後は、キャリアセンター主事としてインターンシップ学生の面接を2時間ほど。
面接を終えて研究室に戻ってきたら、業者に校正を依頼していたHETSA原稿が校正を終えて返送されていた。ネイティヴ・チェックは偉大だ。冠詞と時制が「これでもか!」とばかりに直されていた。「Please be more specific.」というコメントが付された文も多かった。どう頑張っても自力オンリーで英語論文を執筆するのは無理であることを痛感する。チェックしてもらう前の原稿を学会事務局に送っていたら、大恥をかくところだった。もう一日かけてじっくり検討して、明後日の午前には学会事務局に送りたい。5月30日の締切を守ることができそうで安心した。
注文していたWillam Knoxの伝記も届いた。(写真、でかすぎた・・・。)
高密度に仕事に勤しんだ一日。力尽き果てて、帰りの電車の中で猛烈な睡魔に襲われる。
腹筋3セット。BGMはこれ。「いかにも80年代。いかにも西海岸」な音なんだけど、その突き抜けた明るさゆえに普遍性の域にまで到達した名盤。ギターとベースの絡み合いが明るさの中に独特の緊張感を醸し出しているのが素晴らしい。Van Halen時代とさほど変化のないDaveのヴォーカルも、オケが変わったおかげで新鮮に聞こえる。曲良し、演奏良し、ミキシング良し。このアルバム以降失速してしまったのが残念だ。
- アーティスト: David Lee Roth
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1994/08/04
- メディア: CD
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