Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

1回生課題レポートの添削

ハナマル


昨日に引き続き「ザ・梅雨」といった天気。授業なし日だが大学へ。終日を1回生(経済学ワークショップ1)課題レポートの添削に充てる。

課題レポートについては、5月21日の授業にてグループワーク形式で(学生相互で)添削させる予定だったが*1新型インフルエンザで授業が吹っ飛んでしまったため、僕が添削も含めたコメントのすべてを書き入れざるをえなくなった。

21本(受講生21名)のレポートの隅々まで読んでコメントを書き込むのはなかなか骨の折れる作業で、14本終えた時点で息切れしてしまい、1時間ほどコピー取りなどをして気分転換。その後再開して、何とか21本すべての添削を一日で終えた。

優秀作3本にハナマルを書き入れた。一人ひとりの顔を思い浮かべながら、「このうちの1人か2人が僕のゼミに来てくれたらなぁ」と願いつつ添削したので、コメントに目もくれずにゴミ箱へポイだけはご勘弁願いたいところ。

いちばん優秀なレポートを書いてくれた某女子学生は、プレゼンのほうでも現時点での最優秀者だ。例年の傾向からして、こういう学生さんは僕のゼミに申し込んでくれない。環境統計のY永さん、政治経済学のM岡さん、社会思想史のU村さん、日本経済史のK原さんあたりのゼミ生になってしまう公算が高い。悔しいけれども、これが現実。

夕刻、顧問を務めているT覧劇場の新座長さんと歓談。今や何と40名以上もの部員を擁しているとのこと。すげー。信じられん。いつの間にそんなにメジャーになったんや???*2

帰りの電車の中でハイエク「なぜわたくしは保守主義者ではないか」を読む。先日の口答試問の際、副査の先生の一人からハイエク保守主義理解を援用しつつ僕の保守主義理解の問題点について指摘・質問されたのだが、その時は僕自身の無知ゆえうまく答えられなかった。まさにその問題に関係するハイエクの論文を今日ようやく手に取ったわけだが、もっと早い時期に読んでおくべき重要文献だった。口答試問には間に合わなかったが、来週末のマルサス学会報告に早速利用できそうだ。さっそくM本君がコメントを寄せてくれたので、参考にしつつ、報告レジュメの改訂作業を続けたい。

ダンベル2セット。BGMはこれ。最高のアルバムとは言えないけれども、最も思い出深いアルバムの一つ。このアルバムに伴うツアーでの来日公演が僕の生デフ・レパード初体験。本当に素晴らしいライヴだった。一生忘れない。「Rock! Rock!」で始まったのにはびっくりした。

Euphoria

Euphoria

*1:例年この形式を採用している。他の学生のレポートを読んで、それが悪文であるゆえんを考えてコメントさせるようにすると、自分の文章をチェックする目を養うことができるからである。

*2:劇団生活は本質的にアングラだとの偏見が強すぎるのかもしれないが。