Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

鴨川でポランニー

鴨川読書


今日・明日と2日連続の休日。仕事が山積みなので、完全休養日にして遠出したりはできないが、緊張感から解放されれてのんびりと過ごせることは素直に嬉しい。

今日は疲れを残さない程度に休憩をとりながら、終日を大学院の授業の準備に充てる。自宅のすぐ眼の前の鴨川河川敷で日向ぼっこをしながら、テキストを読み進める。マイカップ*1にコーヒーを入れて持参する。経済的である。

主ゼミ生を2名(M1・M2各1名)抱えていることもあり、今年度は(学部とは別に)大学院で4コマを担当している。学部の授業の予習だけでも十分に忙しいのに、さらにプラス4コマだから、予習が大変である。予習のための時間が慢性的に不足している。

木曜日の授業のテキスト、ポランニー『経済と文明』はなかなか手ごわい。読みごたえがあるが、次回授業範囲(約40ページ)はとりわけ煩雑で読みにくく、結局、その予習だけでまる一日を費やしてしまう。

院生(主ゼミ生)の修士論文のテーマはコミュニティ論(M2)と地方工業都市(M1)。来年4月に新しく入学する学生は非正規雇用で書くと言っている。誰もスミスやバークやマルサス修士論文を書いてくれないものだから、どうしても彼らの修士論文執筆に役に立つ(その意味で僕の専門からやや離れた)文献を授業で読むことになる。もっとも、このことはさほど負担でない。自分自身にとって得るものが多く(視野が広がる)、受講生の意欲も高いので、大学院の授業を担当することは充実感をもたらしてくれている。ただ、休日を返上しないと予習が間に合わない現状がつらいのだ。他のことで無駄に忙しいものだから、肝心なところに時間とエネルギーを割けない。それがつらい。

休憩はドラ息子と遊ぶ。初めてX JAPANの楽曲(「紅」「X」「Rusty Nail」「Scars」)を叩いてみたが、あまりの速さにびっくり。耳で聴くより何倍も速い。スピードに身体がついてゆかない。1曲単位でも最後まで叩けない。YOSHIKIが何度も体を壊していることも納得できた。こりゃ、キツイ。

腹筋2セット、背筋1セット。

*1:LSEを訪れた時に買ったもの。