1限、日本経済入門。貿易収支について。最初の担当クラスの最終回ということもあり、講義レベル(学生の理解度)の確認も兼ねて、授業アンケートを実施する。提出者96名。
「貯蓄は英語でsavingなので、頭文字のSで表すことが多いのです。また、投資は英語でinvestmentなので、頭文字のIで表すことが多いのです。記号はニックネームのようなものです。松浦亜弥をあややと言うのと同じです」と説明しても、「記号がややこしくて覚えられない」との感想が。どうやら英語嫌いの学生が思考以前の生理的な拒絶反応を示しているようだ。私立文系だからと言って、必ずしも英語ができるわけではない。意外に英語嫌いが多い。これが現実なのだな。
数学(算数)はもっと大変。「Y+M-X=C+I+G」と「S=Y-T-C」を連立させて、YとCを消去させると、「X-M=(S-I)+(T-G)」になることを理解できない学生が1割ほど。どうやら「左辺の●を右辺に移項する」といったレベルで躓いている模様。「計算が難しかった」との感想が。使った式はこれだけなのに・・・困った・・・。果たして九九は大丈夫なのだろうか? 日本の未来が心配になってきた。
2限、経済学説史。教科書第3章「組織と仕事」のイントロ映像。3本の映像を厳選したが、想像していた以上に好評のようで、ほっとしている。
3限、入ゼミ希望の2回生と面会。
4・5限、大学院(修士課程)。バーバー『〈私たち〉の場所』第3章。MTK君の修士論文もかなり形になってきた。期待が膨らむ。
腹筋2セット。BGMはこれ。
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