Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

フランス語講座

昨日は学部の入学式だったが、今日は大学院の入学式。院試に合格してから一足早くM林君には大学院の授業に出席してもらっていたが、今日から正規の僕の指導学生となった。入学式の後、各研究科ごとに分かれて、オリエンテーションが行われた。彼の履修科目の相談に乗るために僕も出席する。一緒に昼食を食べる。

午後は例によって英語論文(マルサス論)に専念する。悩みに悩んだ末、結局、経済系でも思想史系でも歴史系でもなく、政治系の某ジャーナルに投稿することにした。そのジャーナルは名前こそ政治系だが、ここ数年に出た号の目次を眺めてみると、アダム・スミスの政治思想に関する論文が何本も掲載されていて、マルサスの政治思想を(彼の経済思想および当時のイギリス政治の文脈と絡めながら)考察する僕の論文が載っても違和感がないように感じられたからだ。やはり投稿する以上は自分の論文の趣旨を理解してくれるレフェリーに当たる可能性を少しでも高めたい。また、その雑誌での掲載論文の標準サイズは8,000-11,000wordsとのことで、草稿の現在の字数がたまたま8,000wordsちょうどなので、サイズの点でもぴったりだ。安心して加筆できる。

投稿するジャーナルさえ決まれば、やるべき仕事ははっきりしてくる。半日かけて、そのジャーナルが要求するフォーマットに合致するように、拙稿の注や参考文献の表記を修正する。本文はいじっていない。それは来週の仕事にする。

「テレビでフランス語」(NHK教育)の2009年度の放送を(録画したものを含めて)すべて見終わった。週1回25分の放送を視聴していただけだし、中国語ほど真面目に取り組まなかったので、能力的には(初級レベルの単語も文法も)まったくダメダメであるが、とにかく初めて1年間勉強が続いた。進歩はなくとも自信は手にした。これまで幾度なくチャレンジしてきたが、毎度のように5、6月には挫折してしまっていたからだ。もちろん、2010年度も勉強は続けるつもりだ。1年間続けられたので、次の1年はかなり楽に感じるはずだ。

【7140】 ダンベル2セット。