Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ヘヴィ・メタルが好きであるということ

同業者で音楽好きの方々の大半はクラシックのファンで、僕のようなヘヴィ・メタルのファンはきわめてマイノリティである。「なぜ僕はヘヴィ・メタルが好きなんだろう?」と漠然と考えることがここ数年多かったのだが、ヘヴィ・メタル専門誌『BURRN!』(2010年6月号)のインタビュー記事でGlenn Tipson(Judas Priestのギタリスト)が次のように発言していて、ものすごく納得させられた。まさに自分のことを言ってくれている。

(「昨年のツアーでは、過去に訪れたことのなかった国や地域でプレイしたのですよね?」というインタビュアーの質問に答えて)そう、あれは長いツアーだった。トルコで初めてのライブをやったし、コロンビアでも初めてだった。ヘヴィ・メタルがどれだけ知名度があるか、そういう国に行く度に思い知らされては驚いているよ。ロシアやチリの町々で、ヘヴィ・メタル・キッズが1万2,000、1万5,000、2万人も集まるんだからさ。一般的には、人々はヘヴィ・メタル知名度やその価値を過小評価しているように思う。いつも言っていることだけど、ヘヴィ・メタルにはセラピーの効果があるんだよ。キッズはコンサートにやってきて、非暴力的な方法でその攻撃性を発散し、そして次の日から再び日常生活に戻れるんだからね!

書類書きなどによるストレスが攻撃性へと転じないように、ヘヴィ・メタルを聞いて発散させているわけね。たしかに「セラピー」の効果があるかも。*1

【2477】 BGMはこれ。

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*1:もっとも、普通のポップスやハード・ロックプログレも聞きまくっており、ヘヴィメタ専属のファンではないけれども。